Thursday, April 10, 2008

mumblings


日常を写真に記録するってことは、おもしろくもあり、恐ろしくもあり。

古いアルバムをめくると、旅行や、友人との再会、お祝い事のような”非日常”の出来事を記録する写真がたくさんあって、そこには撮る側にも撮られる側にも、必然性みたいなものが見える気がする。

特別な瞬間なんだから、写真に収めておかなくちゃね、写真に記録しておいてね、という必然性。
だから、覚えておきたかった一瞬が、キチンと切り取られている。

なんてことのない日常を写し出した写真には、なんてことのない一瞬が切り取られていて、そこには時々、ドキっとするような真実が写っているような気がして、少し怖い。

そこにカメラがなかったなら、この先ここまで鮮明に思い出すこともなかっったようなその時の空気や感情。

美しいものだけを残すことはできないのですね。
人生と同じく。

1 comment:

Harvey said...

intersting. I think i should start taking pictures of more "normal" things as well... I'm guilty of only searching for -the "special" moments- Every moment should have something special huh... if we make it.

GANBARIMASU.